
2025年4月、私は再び韓国・仁川の地へと降り立ちました。
前回の遠征では、辛くも勝利を掴んだものの、胸の中には拭いきれない消化不良感が残っていました。
「このままでは終われない」――そんな強い思いが、私を再び勝負の舞台へと駆り立てたのです。
今回の渡韓に選んだのは、LCC(格安航空会社)のエアプサンです。
出発は、慣れ親しんだ成田空港第一ターミナル。
最近では、韓国のLCCもWebチェックインが普及しており、今回も事前に済ませておこうと試みました。
しかし、エアプサンのホームページ上で何度試みても、なぜかエラーが表示され、チェックインを完了することができません。
「仕方ないか…」
諦めて、空港のチェックインカウンターへと向かうことにしました。
カウンターの前には意外なほどの列ができており、30分ほど待つことになりました。
やはり、Webチェックインができない人が多かったのかもしれません。
ようやくチェックインを済ませ、保安検査場と出国審査を抜けると、いつものように出発前の腹ごしらえに向かいます。
いつものように食事を取りながら、これから始まるであろう勝負への期待と、ほんの少しの不安が入り混じった複雑な心境を抱いていました。
搭乗時刻となり、エアプサンの機内へと足を踏み入れます。
幸い、フライトは遅延もなく、安定した快適な空の旅となりました。
窓から見える景色を眺めながら、仁川までの短い時間を過ごします。
エアプサン🇰🇷(Air Busan) BX165便搭乗記~東京(成田)→ソウル (仁川)~
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しかし、仁川国際空港第一ターミナルに到着し、降機した途端、現実に引き戻されました。
長蛇の列――そう、相変わらずの入国審査の混雑です。多くの到着便が重なったのか、毎度のことですが、列はなかなか進みません。
時計の針が刻々と過ぎていくのを見つめながら、焦燥感が募ります。
結局、入国審査を終えたのは、空港鉄道の最終電車が発車するギリギリの時間となってしまいました。
冷や汗をかきながら、なんとか電車に乗り込み、今宵の宿がある雲西(ウンソ)駅へと向かいます。
雲西駅に到着し、いつもの定宿にチェックインを済ませると、すぐにベッドに倒れ込みました。
明日に控える勝負に備え、少しでも長く休息を取りたい。
そんな思いが、疲れた体に染み渡ります。
明日は、早朝からインスパイアカジノへ向かう予定です。
果たして、今回はどのような戦いが繰り広げられるのでしょうか。
期待と不安が入り混じる中、私は眠りにつきました。
翌朝、目覚まし時計の音で飛び起きると、身支度を整え、タクシーに乗り込みました。
目的地は、もちろんインスパイアカジノです。
まだ人影もまばらな早朝のカジノは、独特の静けさに包まれています。
いつものように、まずはブラックジャックのテーブルに着きました。
朝は、ディーラーとの一対一の真剣勝負。
カードが配られるたびに、息を潜めて結果を見守ります。
しかし、今日のブラックジャックは、なかなか流れが掴めません。
カードの巡りが悪く、ベットしたチップがジリジリと削られていく展開が続きます。
攻め手を欠き、守りに徹する時間帯が長く、もどかしい時間が過ぎていきました。
そんな中、数週間前の遠征で同席した日本人の方が、偶然にも隣の席に座られました。
顔見知りの方がいると、心強いものです。
挨拶を交わし、二人でワイワイと勝負を続けることにしました。
しかし、状況は依然として変わりません。
良いカードがなかなか来ず、チップは減っていく一方です。
午前中いっぱい、ブラックジャックで粘りましたが、状況は好転しませんでした。
このままでは埒があかない――そう判断した私は、気分転換も兼ねて、バカラのテーブルへと移動することにしました。
バカラのテーブルに着くと、すでに何人かのプレイヤーが熱い視線をカードに向けていました。
驚いたことに、先ほどのブラックジャックのテーブルにいた方々も、何人かバカラに移動してきています。
やはり、皆同じように流れを変えたいと思っていたのでしょう。
しかし、バカラのテーブルでも、なかなか良い罫線が見つかりません。
どの目を追えば良いのか迷う展開が続き、ベットするタイミングも掴めず、ここでもジリジリとチップが削られていきます。
ブラックジャックに続き、バカラでもマイナスが膨らみ始め、焦りが募ります。
「今日は本当にツイていないのか…」
そんな弱気な考えが頭をよぎったその時、ふと目に飛び込んできたのが、「PPPBBBPPPBBB」という罫線でした。
プレイヤー(P)が3回、バンカー(B)が3回、そして再びプレイヤーが3回、バンカーが3回と続いている。
これは、流れに乗るしかない――そう直感しました。
意を決して、次のベットでプレイヤーにチップを置きます。
ディーラーがカードをめくる瞬間、心臓がドキドキと高鳴ります。
「プレイヤー!」
ディーラーの声が響き、私のベットは見事に的中しました。
「よし!」
勢いに乗って、次のゲームもプレイヤーにベットします。
そして、またしても的中!
そこから、信じられないような連勝が始まったのです。
プレイヤー、プレイヤー、バンカー、バンカー、バンカー、プレイヤー、プレイヤー、プレイヤー、バンカー、バンカー……なんと、12連勝!
みるみるうちに、私のチップは増えていき、一時は大きくマイナスに傾いていた収支も、ついに若干のプラス域まで浮上しました。
まさに、劇的な展開です。
その後も、バカラでの勝負を続けましたが、連勝の流れは長くは続かず、少しずつチップは減っていきました。
気がつけば、時刻はすでに夜。
明日は帰国日ということもあり、今日はここで勝負を終えることにしました。
結果は、若干のマイナス。
一時はプラスまでいったことを考えると、少し悔しい気持ちも残りますが、大敗を免れただけでも良しとしましょう。
カジノの外に出ると、昼間の静けさとは打って変わって、ものすごい熱気に包まれていました。
大勢の女性たちが、興奮した様子で何かを待っているようです。
私は詳しくありませんが、どうやら韓国の男性アイドルのコンサートが、隣接するインスパイアアリーナで開催されるようでした。
その熱狂ぶりは、遠くからでも十分に伝わってきました。
コンサート会場の熱気を後に、私は空港へと向かい、遅めの夕食をとることにしました。
今日の夕食は、私の大好物であるスンドゥブチゲ。
熱々のスープが、今日の疲れをじんわりと癒してくれます。
仁川空港🇰🇷フードコートグルメレポート「북창동순두부(プクチャンドン スンドゥブ)」の熱々スンドゥブチゲを堪能!
食後、ホテルに戻る前に、バーに立ち寄り、軽く一杯飲むことにしました。
今日の勝負を振り返りながら、静かな時間を過ごし、明日の帰国前の勝負に備えることにしました。
翌朝も、いつものように早起きし、インスパイアカジノへと向かいました。
今日は帰国前の最後の勝負です。
昨日のバカラでの劇的な展開をもう一度期待しつつ、まずはブラックジャックのテーブルに着きました。
しかし、現実はそう甘くありません。
今日もブラックジャックの流れは悪く、昨日と同じように、ジリジリとチップが削られていく展開が続きます。
時間だけが過ぎていき、帰りのフライトの時間が刻々と迫ってきます。
「もう、ブラックジャックに見切りをつけるしかない…」
そう判断した私は、昨日に続き、再びバカラのテーブルへと移動しました。
わずかな時間しか残されていませんが、一発逆転を狙います。
しかし、今日のバカラのテーブルは、昨日とは打って変わって、良い罫線が全く見当たりません。
どの目を追っても裏切られ、ベットするたびにチップが減っていきます。
焦りと時間切れへのプレッシャーが、私の判断力を鈍らせていきます。
そして、ついにフライトの時間が目前に迫ってきました。
最後の勝負と意気込んでベットしたチップも、あえなく敗戦。
今回は、残念ながら大敗を喫し、タイムアップとなってしまいました。
失意の中、私は仁川空港へと向かいました。
出国手続きを済ませ、いつものようにラウンジで最後の食事をとります。
飛行機に乗り込み、窓から見える仁川空港付近の街並みを眺めながら、今回の遠征を振り返りました。
エアプサン🇰🇷BX166便フライトレビュー:仁川→成田、LCC体験記
ブラックジャックでは全く良い流れを掴めず、バカラでは一時大きなチャンスを掴んだものの、最後は力尽きてしまいました。
「また、次回出直すしかないか…」
心の中でそう呟きながら、私は帰国の途につきました。
今回の遠征は、悔しい結果に終わりましたが、この経験を糧に、また次回の挑戦に向けて、気持ちを新たにしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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